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NIPPONの旅
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立春 新しい旅のカタチを岩手から
立春。会社設立記念日。新しい旅のカタチ。
先週末は「盛岡という星で」キックオフイベント「盛岡という星の引力 」でした。
キックオフといっても、正直どんな規模になるのか見えないまま当日を迎えましたが。いざ蓋を開けてみれば、東京赤坂見附の東北酒場 トレジオンポートに150人を超える方が👀
私北田も、「盛岡を案内するひと」 という自分史上最も名誉な肩書きを頂戴し、たくさんの方と交流を深めることができました✨
このプロジェクトにおける、トラベル・リンク株式会社・travel-linkのミッションは、ライフスタイルツアーの実施と、体験プログラムの掘り起こしと整理。
その中で、日頃のディープな旅とは、少し異なる視点 盛岡を一つのplanetとしてとらえるという凡人には目をパチパチしたくなるようなテーマをいただきました。
空想妄想、そして、現実的に参加したくなるような、参加しやすい盛岡という星の楽しみ方 を突き詰めて突き詰めてカタチに。・・・一人一人が描く盛岡のイメージをふくらませようとする旅です。
今までとは違うアプローチは、ワクワクドキドキ。新しい仲間とのプロジェクトが、トラベル・リンクの新たな着地型モデルを引き出しました。
過去だけではなく、今と未来を語れる旅やまち歩きができる街へ、プロジェクトメンバーやイベント参加者の皆さん、ツアー参加者の皆さんと描きたい6年目の始まりです。
Kimiko.K
旅を通してつながった~台湾と岩手の人と歴史~
2018年10月、岩手県内の株式会社として最も古い歴史をもつ、岩手林業株式会社(代表取締役 三田林太郎氏)のみなさんが、台湾旅行を行いました。今回はそのエピソードをご紹介します。
岩手林業(株)は、現在の盛岡市街地の基礎を形づくった人物、三田義正によって大正7年に設立されました。みなさんご存じの台湾製糖業の父新渡戸稲造とも親交のあった企業です。
かつて台湾の高雄市田寮区で林野を開拓し林業や果樹栽培などを行っていた台陽殖産株式会社(初代社長森清右衛門)は、昭和9年に解散。岩手林業の親会社となる三田合資会社(現 三田農林(株))が買い受け、戦後に没収となるまで拠点を構えていました。
今回、設立100年を記念し、その歴史をたどる旅をしたいというご相談を幹事さんから受けたのは、春先のことでした。その日初めてお会いした幹事さんが持参された資料を見て、驚きとワクワクがとまらなくなったのを覚えています。なにしろ、100年の歴史ある会社さんだけあって、古い文書記録や写真などもきちんと保管されており、それ自体が文化的価値のあるものばかり。当時の台陽殖産の役員や初代社長の名前を記した文書の写しや、幹事さんが調査した膨大な資料も拝見しました。そして、普段岩手の文化や歴史、地域の資源を活用した旅行を行っている会社ということで、もしかしてという期待をもって当トラベル・リンクにお声がけをいただいたこともお話いただき、この熱意とご要望にこたえられるような旅を提供しなくてはいけないという気持ちにもなりました。
【岩手林業・三田農林の系列であるクロステラス/弊社もまち歩きなどで日頃からお世話になっています。創業の三田義正は現在の盛岡市街地をかたちづくった先人として、必ずまち歩きのエピソードに登場する人物です。】
旅にでかける理由は様々。
これからもそれぞれの想いにこたえられる会社であるよう、人と人との願いを旅を通して大切につなぎ、新たな歴史づくりに役立っていきたいと思います。
Kimiko.K(⇐誕生日が三田義正と同じ♬)
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「盛岡という星をふんわり歩く」 2/11開催 募集中 *あなたの中の盛岡を更新しませんか?
「盛岡という星をたっぷり楽しむ」 3/9-10開催 *こちらは「クロステラス」にもご案内(^^) まもなく情報公開です。
詳しくは「盛岡ライフスタイルツアー」特設ページへ
東北岩手でオンリーワンの旅づくりⅡ ~旅が変わる~
1.それほどたいしたものはない岩手?
(前回から)私自身、最初から地元の価値を知り、目線をしっかりもって活動していたかというと、全くもってそうではありません。着地型観光への道に至るまでには、様々なきっかけや多くの出会いがありました。
かつて、私は中部圏に本社を持つ旅行会社の営業職でした。団体セールスと国内海外への添乗、お得意様との打ち上げなど、旅行会社の営業社員は、様々な立場の方との交渉も多く、自分と同世代の人達が経験することの出来ないような世界を体感しているような充実感がありました。
国内旅行では沖縄や九州、北海道が人気で、海外ではアジア各国やハワイ、グアムをはじめ、オーストラリア、カナダや欧米への旅行も取り扱っており、添乗先ではオプショナルツアーや送迎、ツアーガイドがシステム化され、私たち日本人観光客を飽きさせないプログラムが朝から晩まで用意されていました。
そして、年に何回かは、コンベンション関係の取扱があり、他県のお客様をエクスカーションにご案内することも。ところが、地元岩手はもちろん東北には自分が目にしていた一流観光地のような大規模なテーマパークもなければ、リゾート施設もないわけで、総じて私や同僚が地元に抱いていた感想は「岩手にはそれほどたいしたものはない」「ましてや盛岡なんて所詮通過点・・・」というものでした。
2.変わった視点
そんな地元に対する私の考えが大きく変わるきっかけとなったのは、結婚出産を機に長年勤めた旅行業界を離れてからです。地理好きがきっかけで就職した旅行会社時代とは異なり、なかば生活のためといっても良いような理由で、教育委員会の文化財調査員の仕事に就いたように記憶しています。超民間会社から、文化財調査という地味な世界。相手は会社の社長ではなく、モノや書物、史料など。大学時代に博物館学芸員の資格はとっていたものの、最初のうちは、自分にやりきれるのか不安だったものの、気づけばいつしか文化財調査の仕事にすっかりとのめり込んでいました。「建造物・美術工芸品・民俗資料・歴史史料・民具・農具・民間信仰・郷土芸能・祭り・天然記念物・人物・方言・伝説・遺跡・埋蔵文化財」などなど、ありとあらゆることを調査し、それとともに自分の知識や興味も今まで知らなかった別の世界へと広がったのです。
具体的には、のちに国重要文化財となった「第九十銀行」(現もりおか啄木賢治青春館)や、盛岡市指定文化財「原敬日記」の調査、盛岡藩主南部家の資料調査、現盛岡手づくり村の南部曲り家移築調査などが記憶に残ります。また、指定にもならず博物館にも収められることのなかった、開発で消えゆく運命の建造物や庭園の調査なども心に深く焼き付いています。学術的目線でその価値を伝えていくのが、教育委員会の仕事でしたが、その頃の私の心の中に生まれたのは「地元にもこんなに光輝くホンモノがある」「どこにもない盛岡らしさがここ確かにある」という気持ち。本物にふれた時の感動とそれまで知らなかったことを新しく知るという喜び、そしてそれらの価値がなかなか知られていない。誰かにもっと伝えなければならないという想いでした。5年半の文化財調査の仕事の後、公共ホールや博物館施設を管理運営する団体での9年間、私はより地元への想いを深くし、様々な事業や市民サービスを提供する立場の中で、公的機関がやれることや得意とすることがある反面、リスクを負える民間企業がなければやりきれないこと、成し遂げられないことが存在すると感じました。
3.移り変わる旅行業界
一方、旅行業界では、「着地型観光」という考え方が登場・・・。着地型観光とは地元に詳しい旅行会社がその地域ならではの体験などを盛り込んだツアープログラムを造成するというもので、以前の旅行業界にはなかった発想です。時代は、インターネットやSNSによる情報過多の時代に突入し、市場の価格破壊、企業の福利厚生や個人の余暇活動の多様化、そして押し寄せる高齢化など、かつて大量輸送によって売り上げ収入を確保してきた旅行業界の様相はここに至って変わってきました。ネット予約を中心とした格安旅行業社やOTAが参入し、若者世代の暮らし方や価値観も十人十色という時代になしました。さらに、止まらない人口減少=国内消費の減少の波・・・。旅行業界も例外ではなく、東北から旅に出る人(アウトバウンド)も訪れる人(インバウンド)もますます減少することが予想されました。
4.見えた地元の価値
そしてさらには、追い打ちをかけるように、2011年3月、東日本大震災が発生。誰もが生き抜くことが最重要課題で、観光やレジャーという概念は頭の中から消し去るしかないという状況の中、もともと過疎化が進み、観光発信力の乏しかった岩手にとって、この被害は決定打でした。ところが、少しずつ復興に向けて歩み始めた頃、私たち東北の人達の心の中に確かな変化が生まれました。それは、普段当たり前の様に身の回りにある地元の宝こそが何よりも大切である・・という気持ちです。私も、かつて文化財調査の仕事を通して感じた「この本物の素晴らしさを国内外に向けて発信するべき」という強い想いが再びむくむくと湧き上がってきたし、「今こそやるべきではないか」、「自分はあちこち見てきたではないか」という思いもありました。名所だけを巡る旅行ではなく、まずは、自分自身が「これは面白い」「これは知らなかった」と思えるものを実際の旅行商品にし、発信しよう。そして、多くの人に岩手に来ていただき、地元がいつも観光客で溢れるような街にしよう。そういう思いがありました。(次回以降へつづく)
平成30年(2018年)4月30日
東北岩手でオンリーワンの旅づくりⅠ~旅のはじまり~
1.岩手で・・・・
トラベル・リンク株式会社(平成26年2月設立)の本社は東北 岩手県の盛岡市です。主な取扱商品は、地域の素材を生かした着地型の募集型企画旅行で、訪日外国人旅行(いわゆるインバウンド)を視野に入れた事業を展開しています。従来の岩手の観光プログラムにとらわれず、食や文化・歴史・人など、地域のあらゆるコンテンツを発掘し、規模の大小はありますが、実際にツアーを行い、お客様をご案内しています。
岩手では、盛岡近郊のスキー場やゴルフ場周辺、あるいは平泉や花巻を中心としたエリアに台湾や中国・タイなどアジア圏を中心に、宿泊ベースで約16万5千人の外国人観光客の方が訪れています。(2017年現在)しかしながら、WEB上で検索しても、残念ながらまだまだの・・・いわば「空白地帯」にすぎません。
この「空白地帯」に首都圏・隣県・海外からお客様を呼び込むなんて、そんなことが果たして実現できるのか?ビジネスとして成り立つのか?なぜ、着地型観光なのか?或いは・・・何をしている会社なの?・・・など一部の方からはいろいろなご意見もいただいていました。
2.旅にはカタチがない・・・だからこそ具体的にまずやる
設立当初、東北の小さな民間旅行会社トラベル・リンクには、当然のごとく知名度もなければ信用度もありませんでした。旅行事業者の方であれば周知の通りで、新規参入には手厳しい風が吹く業界です。商品販売手数料も独自の予約枠もままならない状況で、大手旅行会社のパッケージ販売程度では収入は見込めませんし、ましてや限られたマーケットの中にあって、すでに地域の旅行会社とお客様とが密着した関係にある一般団体旅行を奪い合うような営業を行うつもりは毛頭ありませんでした。とは言え、いきなり「岩手に観光客を」「着地専門です」「外国人向け旅行です」と声高に叫んだところで実績もありません。新規会社が入り込めるとすれば、まずは「トラベル・リンクらしさ」が周囲の方に伝わるような商品をモデルプランとして造成する必要がありました。頭とココロをフル回転させて、自分も感動するような、自分も行ってみたいと心から思うような旅を描き出し、とにかくまずやら通す必要がありました。
なぜなら旅にはカタチがないからです。車や家電製品のようなカタログはありません。私たちはこんなことをやります・・と言っても見えないものは判断がしにくいのです。
自分たちがやりたいことは、「ツアーの実施を通して見せていく」この方針は今も変わっていません。
画像①【2015年春開催 八幡平 桜と雪の回廊 酒蔵めぐり】年に一度の定番コースに
画像②【2015年夏開催 子ども向け 岩泉まるごと一日探検ツアー】子ども達と地場産業の現場へ
3.少しずつ広がる着地型観光の可能性
稚拙な募集チラシや周知方法ではありましたが、小規模ながらもツアーの実施を続けていくことで、「地元に詳しい旅行会社」とか「地元愛のある会社」といった声もいただけるようになり、トラベル・リンクは様々な方面の方々に少しずつ知っていただけるようになりました。
初のツアー企画から一年後の2016年春、全国各地で巡回実施された「大日本市博覧会」(主催 中川政七商店)の第二回目として盛岡市で開催された「岩手博覧会」で産地見学ツアーを担当したことは、岩手の観光コンテンツに「工芸」という新たな目線が加わった大きなきっかけとなりました。中川政七商店さんは「よそ者の発想こそが、当たり前になっている地方の工芸の価値に光をあてることが出来る。地方の工芸を元気にすることができる」という考え方で、近い将来ものづくりの現場が観光産業に発展していくという「産業観光」という明確なビジョンを持たれています。これはすなわち地元にいながらにして地元を発信していく私たちが、ある意味よそ者感覚と地元感覚を持ち合わせる必要があるということを知った大きな出来事でした。自分が良いと思うものを自信を持って人に薦めるべき・・・ということや、ツアーに参加した方々の笑顔こそが地域のコンテンツをより輝かせることができる!・・・そうしたことを実感しました。・・・地元の価値を地元の人が知る。工芸だけではない、食・人・文化と旅づくりの可能性が広がるのを予感しました。また、自分達こそが地元と外をつなぐプチよそ者となるべき存在なんだと強く感じました。
画像③【2016年春開催 大日本市博覧会(岩手の工芸を知るツアー)】「産業観光」の未来の輪郭が見えた
ただ、もともと私自身が以前から地元の価値を知り、目線をしっかりもって活動していたかというと、全くもってそうではないのです。
着地型観光への道に至るまでには、様々なきっかけや多くの出会いがありました。(次回以降へつづく)
平成30年(2018年)2月4日
『着地型観光の宝庫 東北岩手でオンリーワンの旅づくり』
『着地型観光の宝庫 東北岩手でオンリーワンの旅づくり』~プロローグ~
新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします!
昨年は一年を振り返る間もなく通り過ぎ、新たな年が明けてしまいました。(出だしから反省です・・・)普通、旅行会社の稼ぎ時と言えば、春と秋と相場が決まっている訳ですが、弊社の場合、「着地型」を取り扱っているためか、シーズンオフがいつなのか良く分からないという状態。真夏も真冬もいつもとあまり変わらない・・・。「むしろなんだかいつも以上に忙しいぞっ」そんな2017年でした。
トラベル・リンク㈱はこの2月で創業からようやく満4年となります。(まだ幼稚園児なみです(笑))設立当初は副業状態でしたので、専業となってまだ3年経過というところ・・・。しかしながらお陰様で少しずつ地域の皆様に顔を知っていただき、つながりを増やしながら、単なる着地型観光商品だけではなく、インバウンド受入れ事業、ガイド養成など広がって参りました。この場をお借りして御礼申し上げます。
創業を決意した4年前、「インバウンド」も「着地型旅行商品」もここ東北岩手には無縁のものでした。何をやろうとしているか身近な方に説明してもなかなか理解いただけなかったように思います。でも、「旅」にはいろいろな枠組みを超えるチカラがあるはず。そう思いながら少しずつ少しずつ種をまいてきました。その種が芽を出し、地域の皆さんやお客様に水や栄養を与えていただき、小さな花が咲き、次の季節への蕾も膨らみはじめています。
東北岩手のあちらこちらに、個性的でわくわくするような花が咲き誇るよう、そして仲間がもっともっと増え、根を大きくはって育つよう、努めて行きたい!そんな想いを込めて「オンリーワンの旅づくり」をブログから発信して参りたいと思います。
平成30年(2018年)1月4日
トラベル・リンク(株) 代表取締役 北田公子
画像 盛岡八幡宮正月風景/岩泉町泉金酒造酒蔵の小屋組み
https://www.facebook.com/travellink.iwate/
http://travel-link.jp/
オール東北 オール岩手 で行こう
本日はバレンタインデー。普段から甘いものを十分過ぎるほどとっているはずなのに、なぜか朝から必要以上に甘味を求めている気がします(^^;
さて、おやつはさておき、このところニュースで気になっているのが、日本全体の訪日外国人旅行客の伸びに対して東北が一人負けしているという非常に残念な記事でした。前年に比べれば岩手においてもスキー客を中心に宿泊客で11%以上の伸びとなっているものの、まだまだ賑わいには程遠い状態です。
では、ここ東北には外国人観光客の皆さんが求めるコンテンツは何もないのでしょうか?
「んだ~。何にもねえな~。」と言ってしまえばそれまでのこと。私たちが海外旅行に出かける時の楽しみを思い起こしてみてください。ツアープログラムの合間を縫って、現地の市場にお買い物にいったり、ホテルの周りを散策したり、オプショナルツアーで滝登りに出かけたり、衣装を着て記念撮影をしたり、現地の人で賑わう酒場に入ってみたり・・・。ちょっとドキドキして公共交通機関を利用してみたり。
そんな時、日本語でビシッと説明されていたり、流ちょうな日本語で話しかけられたりしたらとたんに興ざめして「あれ?ここって海外だっけ?」と思ったことはないでしょうか?意外とありのままのその土地をまるごと味わうことが何より最高の観光プログラムなんです。
~TOHOKU IWATE まだだれも知らぬ道の奥~
以前ご案内したアジアのお客様は大自然のプライベート感(貸切感)が素晴らしいと話していました。まだ多くの旅行客が入り込んでいない地に来られたことが感動的だったようです。
ほとんどのお客様は、場所ではなく「この体験とこの食事、この自然」と旅の目的を定めて訪問先を決めます。舞台は広い岩手・東北の地。情報を共有しながら、広域的な取り組みで、外国人観光客を呼び込みたいものです。
~オール東北で外国人観光客を呼び込む~
このほど民間企業を中心とした「一般社団法人東北インアウトバウンド連合」が発足しました。弊社も私が理事として参画しています。好奇心旺盛な外国人観光客の皆さんを満足させられる様々な体験が東北・岩手にはあります。弊社も、今年は、岩手の様々な素材を発信し、オール岩手&東北六県での連携強化を図って参ります。
3月3日(金) 『やまとごころフォーラム』(東京 フラクシア品川クリスタルスクエア)に『東北インアウントバウンド連合』が参上いたします!お問い合わせ・詳細はコチラ http://www.yamatogokoro.jp/forum/170303/
『東北インバウンドサミットin東京~地方インバウンドの未来~』地方だからこそできる取り組みのリアルな現状、未来を語ります。
今、地方の観光素材は多岐に渡ります。ご興味の有る方、是非お気軽にご来場ください!ご参加お待ちしております。
by Kimiko.K
粉雪の岩手から 新年のご挨拶にかえて
みなさま、あけましておめでとうございます。トラベル・リンクも本日4日から仕事はじめ。ここ岩手盛岡の地からごあいさつ申し上げます。
今年は、全国各地あたたかなお正月でした。岩手も、穏やかな天候で、スキー関係の施設では本当にやきもきしたことと思います。年末にかけてまとまった積雪もあり、なんとか胸をなでおろしたのではないでしょうか?不思議なもので、ドカンと雪が降ると連日続く雪かきの筋肉痛に「あ~もうたくさん」とうんざりしますが、雪が少ないとなんとも落ち着かず、非常にもの足りなく感じます。あの、雪の降り積もった夜の、すべての音を吸収するようななんとも言えない静寂や、歩くたびにきゅっきゅっと足元がきしむような感覚は、まさに日本の冬ならではの経験。寒さのなか、家路を急ぎながらも、雪が作り出す幻想的な世界にうっとりする瞬間です。
そんな雪の世界を子ども達に存分に味わってもらうため、12月26日から八幡平市安比を舞台に子ども達が冬のキャンプを行いました。キャンプといっても、そんなにハードな中身ではなく、大人も憧れるようなロッジに滞在し、冬の森を散策したり一面の雪原で雪あそびをしたりという3日間です。私も久しぶりに小学校4・5年の子ども達と一緒に雪まみれになりましたが、雪ってホントに素晴らしいな(笑)と感じた次第です。な~んにもないところで、みんなの手で雪を集めて小さな山を築き、それをどんどんどんどん大きな山にして、トンネルや、窓を自由にこしらえて、くぐったり、寝っ転がったりするわけです。最後には滑り台になり、それもカーブを付けたり、一度開けた穴をまた塞いでみたり・・・全く子ども達の自由な発想のまま、次から次へと姿を変えていく・・・。創造と破壊。また創造。(笑)道具もいらず、設計図もいらず、時間も忘れてそこにいるみんなの気持ちを一つにして、カタチにしてくれます。これはもう間違いなく大のオトナにも楽しすぎるひと時です。
今、間違いなく、温暖化という地球規模の問題に直面していますが、雪の降るこの東北に生まれ育ち、暮らしていることにありがたい気持ちでいっぱいです・・・。これは本当に岩手の貴重な財産の一つでもあります。この自然の恩恵をより多くの人達や若い世代、雪を知らない国の人達にも伝えて行きたいですね。
人間が創造したものの素晴らしさとは別に、人間が絶対に作り出せない、そこに行かないと得られない圧倒的な自然には、全くかなわない価値があります。そんな自然を感じられる場所に、人は引き込まれて旅に出るものです。岩手にもその普遍の価値がたくさんあることを今年も旅を通して伝え続けていきたいと思います。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。 2017.1.4 Kimiko.K
明治四十四年館 軽井沢野の花美術館へ
「野の花美術館開館20周年記念」について、地元岩手のフリーペーパー「マ・シェリ」で紹介いただきました。
今回の20周年記念の旅は、長年に渡り深沢紅子野の花美術館を支えてきた「忘れな草の会」が中心となって企画されたものです。自然がいっぱいの岩手の住人から見ても、紅子さんが過ごした軽井沢の風景や洗練された初夏の別荘地は、憧れの場所。特にも今回は、現地軽井沢の皆さんとの交流会も行われるということもあり、締め切りを前におかげさまでツアーは満員御礼・・・となりました。
さて、軽井沢の野の花美術館ですが、実は盛岡と時を同じくして開館し、今年で20周年を迎えます。建物は国登録有形文化財「明治44年建築 旧軽井沢郵便局」。下見板張りの壁に煉瓦造りの屋根、引上げ式の窓など、絵本の中に出てくるようなとてもかわいらしい洋館。終生、野の花を愛してやまなかった深沢紅子の作品が多数収蔵展示されています。また、美術館が佇む塩沢湖ほとりの軽井沢タリアセン内には、有島武郎の別荘や堀辰雄の山荘などもあり、近代文学ファンにはたまらない一角です。そして、旧朝吹邸の別荘「睡鳩荘(すいきゅうそう)」は、ジブリ作品「思い出のマーニー」に登場したマーニ―が住む水辺のお屋敷のモデルです。写真を見ていただければ「あ~なるほど!」と思うはず。
紅子さんの時代にも、現代の私たちの時代にも魅力的な輝きを放ち続ける軽井沢。ツアーを行うにあたって、これを機に、さらに岩手との交流が深まって行ってほしいと願っています。
写真上から
旧軽井沢郵便局 明治四十四年館 野の花美術館
「思い出のマーニ―」のモデル 塩沢湖と旧朝吹山荘
「マ・シェリ」忘れな草の会の活動が紹介されています
by Kimiko.K
作り手と使い手のあいだ
ゴールデンウィーク、岩手県公会堂はこれまで見たこともないほど多くのお客様で賑わいました。3日間に渡って開催された岩手博覧会。来場者17,000人。このイベントに関わった一人として、非常に感慨深いものを感じました。
そもそも「岩手博覧会」には「工芸の作り手と使い手が出会う場」という大きなキャッチコピーがありました。
なるほど・・・と、すると、私たち旅行会社は、さしずめ「工芸の作り手と使い手のあいだかなあ?」などということを思いながら東に西に走りまわっていた、この数か月・・・・。そんな多くの「あいだ」をつなぐ仲間に出会うことができました。
特にもそれを強く感じたのが、たとえば、各ショップの店員さんたちです。チラシを持ってあいさつに回ると、本当にみなさん工芸を愛していて、岩手の良いものを岩手の人たちに伝えたいという熱い思いを持っておられました。初めて会う方でも、「岩手の工芸」というキーワードを通して、本当にあっという間に距離が縮まりました。そして、みなさん心からの笑顔が素晴らしく、産地見学ツアー開催やイベントに向かうパワーをたくさんいただきました!
作り手と使い手の間に、愛をもってそれを伝える人たちが岩手にはたくさんいます。
我々も、負けていられません。この先もずっとずっと、岩手の良さ岩手の魅力を愛をもって伝える集団でありたいと思いました。
写真上から
*中村工房 川のように鮮やかな糸(産地見学ツアーにて)
*季節を経て器に・・・東北巧芸舎(産地見学ツアーにて)
*夜に照らし出された岩手県公会堂
by Kimiko.K
盛岡市内丸と勧業~工芸つながり
岩手で初めて博覧会が開かれたのは、明治11年5月1日だそうです。会場は、現在のもりおか歴史文化館から岩手日報社付近。約一か月に渡って開かれています。この盛岡市内丸かいわいは、県庁市役所をはじめとする行政関係の施設が多く建ち並びますが、もともとお城のおそば近く、家老屋敷だったところが、明治に入って様変わりし、勧業場となったり公的な色合いを強めていったところです。
いろいろ調べていくと、内丸かいわいが岩手の産業発信の中心地だったことがわかってきます。
博覧会が開催された、もりおか歴史文化館のあたりには、明治24年に「岩手県物産館」が開設されています。途中中断はあったものの、長きにわたり岩手県内各地の商品(工芸品)を陳列・販売した施設で、ミュージアム的機能と展示即売所的機能を併せ持っていました。その後図書館となり、現在またミュージアムとして生まれ変わっている不思議を感じます。
現公会堂付近に目線を動かすと、盛岡市役所あたりも、明治中頃に「盛岡協同商館」があり、勧業博覧会の出品者や県内各地の生産者たちが集い、他県への販路拡大をはかるべく活発に活動しています。さらに大正期には「工業指導所(のちの岩手県商工館、工業試験場)」なるものが県庁市役所の通りに存在。当時の写真では、金工部で作業する南部鉄器の職人さんたちの姿が見えています。
岩手県公会堂は、昭和2年落成。皇太子ご成婚を記念し、また陸軍演習の大本営として6階建ての塔屋を備えたランドマークでした。議場としての機能もあった公会堂。現在は、建物自体が国の登録文化財としての価値を備えています。その公会堂で、この5月という同じ季節に、「岩手博覧会」が開催されること。・・・明治以降の流れの中では、ごくごく自然なことのようにも思えてきます。
さて、明治に開催された岩手の第一回博覧会の目的について、岩手県立博物館刊行「博物館だより」に四点記されていました。一番から三番は、生産者側にたった事で、販売促進や技術の向上、宣伝広告的な意味合いが書かれています。
最後の四つ目は、私たち使い手側にたった目的でした。
「需要者の選択眼を養い、生活技術を高めること。」
岩手の博覧会は、使い手側にたったのものでもあるようです。
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4/13表参道トークイベント 弊社、北田耕嗣も登壇 http://www.yu-nakagawa.co.jp/p/2626
岩手博覧会詳細はこちら http://www.yu-nakagawa.co.jp/p/hakurankai_iwate
工房産地見学ツアー http://travel-link.jp/category/iwate-hakurankai
今月のトラベルリンクメルマガプレゼント 工芸押しです! http://travel-link.jp/mag
画像は『蔵から出てきた盛岡』より
by Kimiko.K
「外からの光」で魅力を増す岩手
昨日8日、岩手博覧会開催のプレスリリースが行われました。
奈良に本社を持つ創業300年の中川政七商店十三代中川淳社長。その言葉一つひとつに全国各地の工芸の価値と未来に向けた熱いメッセージが詰まっていました。
「岩手は工芸の一大産地。この博覧会の目的は、岩手の人が岩手の工芸の価値を知ること。それには外(よそ者)からの光があってこそ。」「岩手の工芸は素晴らしい。そんな外からの声が工芸の作り手たちに届くことが岩手の、日本全国の工芸を元気にするきっかけ」とのお話でした。
そこで感じたこと。
工芸だけじゃないんだ。食も、産業も、観光も、文化も同じ(^^)
旅を通して外からの光を岩手に当てて行きたい。
「岩手ってすごい。岩手に来てよかった。また来るね。」
そんな声が岩手でがんばる皆さんの力になったら。いいと思いませんか?
by Kimiko.K
まち歩きツアーで探す あなたの「盛岡」
乗り物が大好き(^^)/新幹線も飛行機もフェリーも、乗り込む前のワクワク感がたまりません。
私も、そんな乗り物好きのひとり。
長期休みが取れたら絶対に乗り物にはこだわりたいタイプです。
でも、近頃はちょっと忙しモード。そんな時は、チケットの予約もまとまった時間も要らない旅へ・・・。
春は履き心地の良いシューズが最高の乗り物です(^^)/
まち歩きツアーであなただけの「盛岡」を探しに出かけませんか?
さて、春のまち歩きツアーのキーワードは・・・・?(答えは文末に・・・)
*4/21木曜日は 気軽にお散歩気分で・・・「はじめての『盛岡』プロムナードツアー」
盛岡に、北ドイツ様式の建造法による本格的な大オルガンがあることをご存じですか?
盛岡初心者大歓迎のメニュー&盛岡のランドマーク「市民文化ホール」でパイプオルガン鑑賞つき
ツアー参加者限定のオルガニストミニ解説&プレゼントつきです
*GW5/3-5は 岩手博覧会 岩手の工芸を知るツアー・・・「河南鉈屋町編」「夕顔瀬材木町編」
中川政七商店さんコラボ企画で、良質な工芸の産地岩手の魅力をめいっぱいツアーでお伝えして参ります
ツアーガイドとともに、盛岡城下と街道筋への出入口だったスポットを巡りながら、
そこに根付き、現代まで引き継がれてきた岩手の工芸の足跡を見に参ります
くわしくは、各ページをご覧くださいね。
キーワードの答えは「盛岡の玄関口」でした。
時代は違えど、3つのスポットはいずれも「盛岡の玄関口」。
毎日いろいろな人が、往来するところ・・・ず~っと長い間、人々の暮らしに密着したところ・・・
そして、旅の始まり、文化の始まり、歴史の始まり。
ご一緒にプロムナード(散歩道)を楽しみましょう。
by Kimiko.K
伝統的建造物群が魅力をUP 函館元町
この春、北海道がますます身近となる出来事・・・北海道新幹線開業。
そして、身近な北海道といえば函館。
先日、一足早く函館を訪れました。
そこで感じたのは、超有名観光スポットの元町が、ますます輝きを放ち、より一層魅力を発信していたこと。
かつては、洋風建築物が一般住宅の中に点在するというイメージだった一帯。有名な建物さえ抑えておけばOKという具合でした。
現在は、伝統的建造物群保存地区に指定され、整備された通りの軒先が教会や旧公会堂とともに景観を保持。元町全体の魅力が格段に高まっています。
修学旅行で行ったな~。昔、会社の旅行で行ったよ~。多くの方が、函館への旅行経験をお持ちです。
函館は、二度三度と訪れて楽しい街。訪れるたびに新しい発見と感動で私たちを迎えてくれますよ。
函館の旅紹介↓
http://travel-link.jp/archives/2280
2・3月メルマガ会員プレゼントは函館のお土産♡
http://travel-link.jp/mag
グルメ志向・本物志向
なんともありきたりなタイトルで失礼します。
冬休みの子どもツアーも終わり、改めてアンケートに目を通す・・・。
一番の旅の楽しみは?の質問に対して最も多かったのは昼食の「もっちりハムカツ」という回答。フフフっと笑いながら、読み進み・・・。
ツアーで一番印象に残ったことは?の答えで多かったのは「工場でやさしく教えてくれた」「知らなかったことを新しく知った」「すごく寒いのにがんばってお酒をつくっていた」などなど、いずれも複数回答。そしてやはり「ハムカツがもっちりしていた」「おいしかった」。おまけは「みんなでバスでおやつを食べたりして楽しかった」の声でした。
ふと、気づく。ああ、子ども達だって大人と同じ感性を持って旅するんだ・・・。初めて何かに触れる喜び。その土地の美味しい食べ物。そこにしかないもの。そこに暮らす人々との出会い。旅の友との出会い。どうやら、旅で得る喜びは、大人も子どもも同じ普遍の原理のもとにあるようです。
地元でも旅先でも、「本物」にふれる機会をたくさん持ちたいですね。そして、そこにはやっぱり美味しいものがないとね。
(画像は、ラ・フランスでいただいた「もっちりハムカツ&もちもち牛コロッケ&メンチカツ スペシャルセット」、大人でもちょっと多いかなというメニュー。ほとんどの子たちがオリジナルソースをかけて、完食。これには私もびっくり!)
*岩手の「本物」の味「ベアレンビール6本セット」がトラベル・リンクメルマガ登録で当たります。
対象は1月末までの会員登録の方!間もなく締切です。http://travel-link.jp/mag
by Kimiko.K
”寒さ”さえも愛おしいこの冬
この冬、岩手ではいままでほとんどだれも経験したことのない風景の中、お正月を・・・冬休みを・・・過ごしました。
朝晩の凍結による渋滞もほとんどなく、市街地では自転車や原付バイクでの通行も問題ないようです。
温かく、お天気にも恵まれ、初詣は例年以上の賑わいを見せました。
更には岩手では珍しい初詣渋滞も発生したとかで、神社の宮司さんもこれには驚かれていました・・・。
でも、何かが違う・・・・。(なぜだろう、「雪」の白さが恋しい。なんだか無性に「寒さ」を感じたい。)
「寒ぐなくてい~ごど~」「あったがい正月だ~」
そんな会話をするたびに、やはりどこか物足りなく、寂しい気持ちになるのは何故?
ドカンと降り積もって、「は~、朝がら雪かぎ大変だったじゃ~~。腰さキタ~」という会話がなされての岩手。
今のように、エアコンも高気密住宅もないはるか古来より、この地で生きてきた東北人。
雪国の人間のDNAには、寒さをしのげる能力が組み込まれているに違いないのです。
背中を丸め、「ハア~さむさむ~たいへんだ~」なんて言ったりして・・・
手と手をさすり「ンだ~ホントに早ぐあったがぐなればいいどもな~」なんて言ったりして・・・
笑い合うのが岩手県人には良く似合うのです。
さて、今年、そろそろその能力が発揮できる寒波がくるとか!
今年一番の寒波?え~?((*'ω'*)(寒さすら愛おしい岩手の冬です。)
by Kimiko.K
ハイカラ🎄Xmasはいかが?
赤れんがはクリスマスっぽいと前回記しましたが、
なんとなく、レンガ造りの建物や洋風の建物が生き生きと目に移ります。
盛岡は、幸い大規模な空襲を逃れ、洋風の建築物がともに残る町。
賢治や啄木の作品の中にも、洋の世界がところどころにちりばめられています。
赤煉瓦、ガス灯、オルガン、チェロ♪
この季節は、明治あたりのハイカラ気分がぴったりですね。
*おすすめのハイカラスポット*
『啄木ミューヂック』(1/11まで啄木記念館で開催)
http://www.mfca.jp/takuboku/jigyo/%E4%BC%81%E7%94%BB%E5%B1%95%E3%80%8C%E5%95%84%E6%9C%A8%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%82%E3%83%83%E3%82%AF%E3%80%8D
『旧国鉄盛岡工場外壁』(復元)(マリオス4Fアトリウム/クリスマス期間はイルミネーション)
http://www.malios.co.jp/about/
『ベアレン醸造所』(工場は、盛岡の煉瓦や瓦造りを担っていた「木村煉瓦」跡地)
http://www.baerenbier.com/index.htm
*トラベル・リンクのメルマガ登録者の方に、ベアレンビール6本セットが当たります!
(抽選2名様 http://travel-link.jp/mag)
*画像は、パイプオルガンプロムナードコンサート(クリスマスチャリティ)より(本年は12.22開催ずみ)
by Kimiko.K
♡愛されて160年です♡
安政3年盛岡本宮村に原敬が生まれ、来年2月で160年。
現在原敬記念館で開催されている企画展のテーマは「原敬ゆかりの地盛岡」です。
ふだん見慣れた風景の中に、原敬にまつわるエピソードがこんなにあったんですね。
ここ数か月、身の回りでは何かと原敬の話題がのぼりました。
皆さんの口ぶりから感じられるのは溢れんばかりの「原敬♡LOVE」。
いろいろなガイドブックでは「はらけいさんの愛称で親しまれる、・・・」と書かれることが多いわけですが、その説明に嘘はないなと感じます。
企画展は今月27日まで。普段はなかなか見られない『藩校作人館扁額』『作人館鉄瓶』(これらは普段は盛岡市内の仁王小学校に保管展示されています。複製は他でも見ることがありますが、コレはマジホンモノ!)は必見です!
企画展資料片手に、「原敬町あるき」なんかも良いのでは・・・!
それと、みなさん苦手かと思いますが、日記も結構面白いんですよ~ ・・・あ、止まらなくなるので、この辺で・・・(;^ω^)
写真 上から
原敬記念館企画展パンフと町歩きの手引き書になる資料
原敬町あるきをしてみた・・・盛岡市内老舗二階に豪華寄せ書き発見!
原敬町あるきをしてみた・・・その老舗で鰻を食べてみた(脱線)
会社近くの古川端・・・赤レンガは何となくクリスマスっぽい
by Kimiko.K
『わたしの盛岡』コレクション
晩秋ながらまだ温かかったとある日。
盛岡市鉈屋町・・表の通りを一本入ったどこにでもあるような何気ない小径。
曲線が美しく、土蔵の風情と青く澄みわたった空とのコントラストに心奪われました。かつて舟運による荷運びが盛んだったことをうかがわせる家々の並び。水の流れがあったことを示す高低差など五感を使って町を歩けば、どこからともなく当時の賑わいが聞こえてきます。。
盛岡を訪れたら、一本裏手の道をのぞいてみてください。必ず、発見があるはずです。
by Kimiko.K
carnival in iwate☆ チャグチャグ馬コ手踊り☆
今年も盛大に開かれたチャグチャグ馬コ。あえて手踊りの皆さんに注目してみると・・・。
「おへれ~んせ~(どうぞ入ってってよ~please come in my house)」の振りが何ともカッコいい!love ズキューン的決めポーズ。
チャグチャグ馬コの民謡は、昭和49年開催の岩手国体のために新たに作られたものですが、元唄となっている民謡にも諸説あり、歌詞の中には誘い文句が入っているとも。。。なるほど納得。例の決めポーズとシンクロする感じです。
見逃した方は、ぜひ来年のチャグ馬でご覧ください。手踊りは盛岡市内大通りにて昼前後のパレードです。
by kimiko.k
すてきな看板シリーズ ③ 金華山編
宮城県女川港から初巳大祭中の金華山に向かう高速船は、参拝客で混雑。
「最新パワースポット情報」が船内あちこちに張られ、これから向かう金華山参拝のご利益(!)に胸がどきどきワクワク!
ありゃりゃ、座席真上の天井にも「最新情報」が張られてるっ!!
これは、全く気が抜けません
「むむっ」と気合を入れなおし。
とにかく清めないことには始まらぬ。
「・・・・・・!(しまった、ジーンズにスニーカーで来てしまった。もしかしてドレスコードあり?「最新情報」になかった~)」
そんな心の叫びが瞬間的に口をついて出そうになる。
こらえにこらえ、襟をただして、「手水のつかいかた」に目線を集中・・集中・・・。
おそれおおくも『金華山』 きわめて霊験あらたかなり。
by kimiko kitada
『岩泉駅』ノスタルジー
2010年7月発生の土砂崩れのため一時運休し、震災を経て2014年4月に正式に廃止路線となったJR岩泉線。
現在も「駅」として機能していた当時のまま、往年の素晴らしい存在感を放ちます。
訪れた人々を温かく迎えたであろう観光案内図。「至 上野」「宇霊羅山」の文字。
日差しが照りつける、駅舎名『いわいずみ』。味のある字体をバックに記念撮影する旅人達がいる錯覚に陥る。
線路やホームに降り立ち撮影するも、旅好きには、センチメンタルすぎる構図につき割愛。
時が止まったこの駅が、まだまだ人々の心を和ませ続けていることに、少し喜びもある複雑な心もちです。
by kimiko kitada
すてきな看板シリーズ ② 続 山寺編
汗して登り切った者だけが見ることができる圧倒的眺望に感動。 そびえたつ仁王門。
おやおや?
御堂の奥にもまさしく細道ありけり・・・。です。
う~む。これぞ道の奥・・・。
↓↓↓この先の景色はいかに?? 立て看板が、非常に気になります!
(合掌)
by kimiko kitada
すてきな看板シリーズ ① 山寺編
山寺駅正面にあるこちらの看板。ウェルカム感たっぷりで、どこかで出会ったことのある風情。若干年季が入った感もありながら、多言語表示されていて、さすが一級観光地と思わせるサービス精神あふれた一枚。参道に向かう足にも弾みがつきます。
意気揚々と立石寺敷地内に入ると、「幸福の鐘」「願い事がある人は・・・」の文字が目に入ります。「願い事?あります。あります。ちょっと周囲の目線が恥ずかしいけど、とにかく心を込めて二突き。~~。~~。」周囲に響く半鐘の余韻。。。「よしよし・・・。」と思ったのもつかの間。柱に何やら書いてあります。
「願つたことに 努力しましよう」
ああ。もちろんです。がんばります。もちろん。
そんな、お願いしっぱなしだなんてこと。あるわけないじゃないですか。。。謹んで努力させていただきます。
とにかく上を目指して登らなくては始まらない・・・・。そう感じさせる、素敵な一言。いただきました!
by kimiko kitada
クイズ『ウミネコ間違い探し』in浄土ヶ浜
上級編です。よ~く、見ないとわからないですよ。(注 合成写真ではありません。4月のとある昼下がり。穏やかな日です。)
by kimiko kitada
盛岡市 高松の池
岩手公園、北上展勝地とともに、「日本さくらの会」よりさくら名所100選にも選定されている、高松の池。
桜と池と岩手山のコラボレーションが見事です。
桜を見ながらなら、約1.4kmの池の周りを歩くのも楽しいですね。
盛岡市 盛岡町家 旧暦の雛祭り
盛岡市鉈屋町の町家といわれる住宅で、お雛様を飾り、一般の方々へも公開するお祭りです。
部屋の中にお雛様がところ狭しと飾られている様子は迫力さえ感じます。
八幡宮秋祭りでまちを練り歩く山車を納める倉庫です。
手前の入口の戸に使われている縦の木材はなんと一本の木でおよそ6m。
通年、山車を入れておき、公開する予定だそうです。
雛人形ではありませんが、あまりのかわいさにパチリ。
わんこきょうだいの頭は、本物の漆塗りのお椀です。
購入可能ですので、欲しい方はぜひ。
花巻市 大沢温泉自炊部
自炊部の内部は、まるで迷路のよう。
各所のお風呂に行くにも自分の部屋に行くにもうろうろ。
贅沢なお宿もいいけれど、こういうお宿もたまにはどうでしょう?
盛岡市 岩手公園の夜桜
まるで、星空の中にいるよう…
夜桜もよいものです。
千葉家の仲良し
日本十大民家の一つ、千葉家で発見。
苦手な人もいるでしょうから、小サイズで。。。
南部曲り家(遠野市 伝承園)
茅葺屋根のこの厚さ。
木を組んでいる縄は、屋根一周分つなぎ目なく一本だそうです。
驚きですね。
遠野といえばカッパ、カッパ
小柄な二代目カッパおじさんです。
なまりがなんともいえません。
カッパにも男女あるそうです。
どちらがどちらかわかりますか。
遠野といえばカッパです。
まちのいろいろなところにカッパ、カッパ…
ポストの上のカッパはちょっとこわいです。
三陸鉄道 釜石駅のジオラマ
このジオラマはイオンタウン釜石へお引越ししてしまうそう。
この時、ちょうど、ジオラマ作成者の方が移動の準備をされていました。
奥にいるイケメンは、三陸鉄道イメージキャラクターの恋し浜レンくんです。
釜石市 薬師公園で鹿にバッタリ
まちと海を眺められるという薬師公園で鹿にバッタリ!ビックリ!
人間を見ても逃げ出すことなく見つめ合うこと数十秒…
私たちが先にその場をあとにしました。
薬師公園桜まつりは4月6日~5月11日までの開催です。
SL銀河の試運転に遭遇
釜石駅でSL銀河の試運転に遭遇!
2015年4月25日より運行開始です。
http://www.jr-morioka.com/noccha/train/slginga/
盛岡市 神子田朝市
朝5時から始まる朝市