買わせ上手
旅のつきものと言えば、おみやげ選び。今回はついつい買ってしまうおみやげやさん(お店やさん)の共通点をお話ししたいと思います。
たくさんのおみやげが並んでいる中で、みなさんはどのようにしておみやげを選びますか?昔からの銘菓で〇〇賞受賞というものもあれば、最近だとランキング形式で“人気No.1!!”とポップがついているものもありますよね。私はたいていの場合、そのどちらかで選んでしまいますが、例えば、試食が置いてあれば実際に食べてみておいしいと思ったら買うこともあります。もっと買ってしまうのは、売り子さんから手渡されるパターンです。買ってしまいます。
しかし、1番気持ち良く買えるのは、つくっている人(スタッフも含め)がおススメしてくること。しかもたくさん「もっとどうぞ、こっちもどうぞ」と。ここ最近の旅でそのような場面が何度かありました。普通の感覚だと試食はほんとにひとかけらということが多い中、利益に影響が及ぶのでは!?と心配になるほど試食をさせてくれる…もう買うしかありませんよね。しかもいっぱい買ってしまいます。でも、買わされているという感覚は全くありません。おススメされるがままに食べて、いっぱい食べるから時間もたって、そのうちに何となく会話が出てきて、笑顔になる。きっと「おもてなし」を受けているような感覚になってくるからでしょうか。気持ち良く買って、また来たい!と思う…
*秋田角館の《唐土庵》さんの試食にはびっくり!お茶付きで、どんどん試食が出てくるのです。写真のお皿に乗っているのは全て試食。この後、もう一皿出していただきました…おなかいっぱいになりました。
ちなみに、こちらのお店は駅前の店舗なのですが、手荷物を預かってくれるそう!素晴らしいおもてなし精神。盛岡でもぜひぜひこういうお店が増えてくれれば…
そんな“買わせ上手”なお店が岩手にももっと増えてほしい!と思うのです。そうすればまた岩手に行きたい!と思う人が増えるでしょうから…やはり、旅先での人との出会いは印象深く忘れられないもので、再訪するきっかけにもなりますよね。トラベル・リンクでもそういった出会いのある旅を今年もみなさんにご案内したいと思いますので、どうぞお楽しみに!
*地元のお店でおみやげを選ぶのも楽しいもの。店主の地元なまりのしゃべりに思わず笑顔に。“ぶぢょうほまんじゅう”で有名、盛岡市八幡町の《陽月菓子店》さんにて。
written by A.Sugawara
◆被災地の商店街へも立ち寄ります
盛岡発着バスツアー『宮古・岩泉 被災地応援 ZUTTO TOUR』
*詳細はホームページにて
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