温泉の『定義』知っていますか?
岩手も日に日に寒くなってきています。岩手山の積雪が多くなっているのを見ると、冬はもうすぐそこまで来ていることを実感します。
だんだん寒くなってくると行きたくなるところありますよね…それは“温泉”です!寒いときに入る温泉はまた格別です。岩手にも市街地からほど近い場所にある温泉から、秘湯と呼ばれるような温泉まで、各地に多種多様な温泉があり、おすすめするのに悩んでしまいます。
***最近、よく耳にする“温泉ソムリエ”。温泉ソムリエ協会が「温泉の知識」と「正しい入浴法」を身につけた人に認定する資格です。
その温泉ソムリエが選ぶ、【温泉郷ランキング2015】。岩手は『八幡平温泉郷』が14位にランキングされています。ちなみに、第1位は、大分県の『別府温泉郷』で77票、第2位が、おとなり秋田県の『乳頭温泉郷』で70票でした。
ところで、温泉の『定義』、みなさんはご存知でしょうか?地中から湧いてくるもので、物質と温度が関係あるだろうということはみなさんも想像がつくかと思います。
『温泉の定義』
①「地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。)」
②「温度(温泉源から採取されるときの温度)が摂氏25度以上」
③「指定の物質のうちいずれか一つの物質を有している(1kg中の含有量に指定有)」
《環境省HPより》
注目は③で、指定物質が一つだけ含まれていれば温泉であるということです。このことについて、先日ラジオを聴いて知った私はちょっと拍子抜けしてしまいました。温泉に行くと、泉質についていろいろ書かれているので、「たった一つだけでいいなんて…」と。ちなみに、『療養泉』の定義もあります。ここでは省略しますが、療養泉の定義と温泉の具体的な物質に興味を持たれた方は、環境省のHPでご確認くださいね。
スキーやスノーボードの後に温泉。雪まつりの後に温泉。おいしいものを食べに出かけたついでに温泉。もちろん、温泉でゆっくり癒されるお出かけも十分楽しめます。冬もぜひ温泉を楽しみに岩手へお越しください!
by A.Sugawara
***年末年始も近づいてくると、忘・新年会の季節でもあります。たまには、温泉にゆっくりつかっておいしいものを食べる温泉地での宴会もいかがですか?トラベル・リンクでもプランのご紹介をしています。お気軽にご相談ください。
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