岩手のおいしい牛肉

 焼肉にステーキ、しゃぶしゃぶにすき焼き、お寿司になってもおいしい牛肉。ここ岩手でも盛んに肥育されています。岩手といえば“前沢牛”のイメージかと思いますが、岩手県内各地でブランド牛として育てられている銘柄は、14に及ぶとのことです。

***前沢牛、岩手しわ牛、江刺牛、いわて奥州牛、いわてきたかみ牛…などなど各市町村の名前がつけられたブランド牛。豊かな大地に、水、空気と自然の恵みあふれる岩手で、愛情込めて育てていらっしゃる畜産農家の方々がいるからこそ、肉質の良い牛が育つのでしょう。


 高級牛肉といえば「霜降り」のイメージがありますが、実はここ岩手では良質な赤身肉として名高い短角牛の肥育が盛んです。日本短角種の生産が日本一で、年間1500頭の子牛が生産されており、そのうち1300頭が県内で飼育されています。

※八幡平市七時雨山麓で放牧されている短角牛と当社スタッフ北田


 “いわて短角和牛”は、その昔、沿岸と内陸を結ぶ“塩の道”を、荷物を背負って運んでいた“南部牛(赤べこ)”とショートホーン種を交配、品質改良をして生み出されたものです。岩手の豊かな大地で自然放牧されのびのび育った牛は、脂肪分が少なく味わい深い赤身肉が特徴で、かみしめるほどに美味しさが広がります。

***岩手の代表的な民謡のひとつ「南部牛追い唄」。牛方達が道中、塩や米、鉄などを背負わせた牛を追いながら唄っていました。この唄があるように、岩手は牛との関わりも深く、日々の生活の中でも牛は重要な役割を担っていました。南部牛は赤茶色の毛色より、“赤べこ”の愛称でも呼ばれています。

 

 近年のヘルシー志向で国内外から注目の短角牛。岩手県内各地のレストランで食べられる他、ホテルの宿泊プランに銘打って提供しているところもあります。岩手にお越しの際にはぜひご賞味ください。


by A.Sugawara



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