大寒は何の日?
お正月が過ぎ、ここ1週間ほどの間に岩手もすっかり雪景色が広がりました。「しばれる」という方言がぴったりな、やっと岩手らしい冬を感じています。そんな冬真っ只中の21日は大寒でしたが、この日は何の日だかご存知でしょうか。
「甘酒の日」です。甘酒缶、お菓子ならチョコボールやハイチュウでおなじみの有名お菓子メーカーが、この時期に最も飲まれることから制定したそう。我が家でも、寒くなると、父が古い炊飯器を使いつくっていました。砂糖を使っていないのにも関わらず、とても甘いこと、塩を少し入れるとさらに甘くなることが、子どもの頃はとても不思議でした。甘さを作り出す麹菌パワーはすごいですよね。
さて、甘酒は、寒い時期に飲むというイメージですが、本来、甘酒を飲むのは夏の時期だそうです。俳句の世界では夏の季語であり、江戸時代には甘酒売りが夏の風物詩でした。甘酒(のアミノ酸とビタミン)が夏バテに効くからという理由からだったようです。こういった理由もあり、最近は夏場に甘酒を置くお店も多いようですね。県内の酒造店でもオリジナルの甘酒を夏冬問わず、販売している所もありますので、普段は日本酒を飲まない方でも興味を持たれた方はチェックしてみてください。酒蔵がつくる甘酒、きっとおいしいにちがいありません。
寒い冬に身体を温めるためにあったかくして飲むもよし。夏バテしたら冷やして飲むもよし。健康にも美容にもいいと言われる甘酒、普段の生活に採り入れてみてはいかがでしょうか?ちょっと苦手だという方は、牛乳割でどうぞ。飲みやすくなり、ぐいぐい飲めちゃいます。ぜひ、お試しください。
***甘酒の牛乳割は先日のツアーで見学した吾妻嶺酒造店の蔵元が教えてくださいました。甘酒には含まれない栄養素のカルシウムも採れて、一石二鳥の飲み方だそうです。お子さんにもおススメです。
by A.Sugawara
⇒現在、募集中のツアーで、昼食とフリータイムをとる「世嬉の一酒造」でもオリジナルの甘酒を販売しています。1カ月で1,000本以上が売れる人気商品だそう。
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『げいび渓 あったか雪見舟と世嬉の一・日高神社 早春バスツアー』
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