期間限定の開運橋

 当社のフェイスブックのカバー写真撮影場所でもある、盛岡市の玄関口『開運橋』。現在、この開運橋の老朽化に伴う塗り替え工事が進められています。橋全体が壁に覆われて、いつもの景観を見ることができませんが、壁には岩手が誇るご当地キャラの“わんこきょうだい国体バージョン”の絵が描かれているので、工事中期間限定の「わんこきょうだい開運橋」だと思えば楽しめますね。

 新しく塗られる色は「ムーンホワイト」というそう。聞きなれないこの色は、白色を基本に赤や黄色が混ざった温かみのある色とのこと。一見、アイボリーのような色合いです。新しい色を決める際に、パステルグリーンや黄土色、黒といったいくつかの選択肢があったようです。黒い開運橋もシックでカッコイイ!黄土色もオシャレかな、とも思いましたが、ちょっと色が強すぎて北上川と岩手山のコラボレーションが素晴らしいあの景観には合いません。やはり白っぽい色が無難なのでしょう。


 さて、開運橋は別名『二度泣き橋』という異名があります。転勤族の間で語られたのが由来で、初めて盛岡に来て開運橋を渡り「こんなに遠く離れた所まで来てしまった」と泣き、任期を終えて盛岡を去ることになり再び開運橋を渡るときには、「盛岡を離れるのが辛い」と泣く…そう言われるほど、盛岡は暮せばわかる魅力あるまちなのでしょう。首都圏からはわずか2時間。あっという間です。旅行で短期間過ごしただけでも二度泣いてしまう気持ちを感じとることができるはず。ぜひ、盛岡におでってくなんせ。

by A.Sugawara

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