社会科見学のススメ
盛岡市内でも修学旅行生の姿を見かける季節になりましたが、みなさんは大人になってから社会科見学をしたことがありますか?最近の流行でもあるようなので、何度か見学されたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。つい先日、私も仙台にあるビール工場の見学に行ってきました。被災した工場はすっかり復旧しており、併設のレストランはお客様で賑わっていました。大型バスも何台か停まっており、小学生が見学に訪れている様子も見られました。
見学所要時間は70分間で、超人気アイドルグループのお出迎えVTRから始まり、麦とホップの説明、一番搾りと二番搾り麦汁の試飲、最後は缶ビールの正しい注ぎ方まで教えてくれます。見学内容の詳細については、今後行く方のお楽しみのため省略しますが、原材料選びから製法、管理のこだわりを聞くと、感心するとともに「これからはこの商品を買おう!」という気持ちになりました。(こちらでは遠野のホップも使っているとのことで、そのことも応援したい気持ちにつながりました)
**缶ビールの上手な注ぎ方のレクチャー。想像以上に泡がこんもり。ガイドさんも研修で初めて見たときはビックリしたそう。出来上がりの写真は控えますね。**
このような気持ちは私だけが感じるものではないようです。当社の蔵元見学ツアーに参加されたお客様からも、「酒造りにかける熱い思いが伝わってきた」「新しいお酒を考えたり、頑張りが目に見えて良かった」「応援していきたい」という声が寄せられました。普段、何気なく手にしているものであっても、実際に現場に行き、目で見て、つくり手の想いを聞くと新たな発見や情熱を知ることができ、応援(購入)したくなるようです。いわば“ファン”になってしまうのですね。
また、工場“限定”商品に出会えるのも工場見学の魅力のひとつです。おみやげ商品でなくとも、特別な試飲や試食ができることも見学しに行ったからこその特別な体験です。ちなみに、蔵元見学ツアーでは、お酒をつくる際に使う仕込み水を試飲させていただく場面も。こだわって使っている水だと思うと、なんだかおいしく感じるものです。
夏休みを利用して、家族とお友だちと、私のようにひとりでも、遠足気分での社会科見学おススメです。当社でも社会科見学ができる「夏休み岩泉まるごと一日探検ツアー」を8月に実施いたします。小中学生対象ですが、ご家族の方も参加が可能です。お申し込み受付中ですので、詳細を知りたい方はお問い合わせくださいね。
by A.Sugawara
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