「ダナン」ってどこナンダ?

  先日のブログで、「寒くなったら温泉」という話題を書きましたが、ビーチリゾートで過ごす冬休みや年末年始もいいですね。「お正月の海外旅行といえばハワイ」というイメージをお持ちの方は私だけではないとは思いますが、今回は、今注目の観光地『ダナン』について少しご紹介したいと思います。

***世界遺産検定1級をもつ俳優の鈴木亮平さんも今一番行ってみたいところだそう。

                          (写真:トリップアドバイザー提供)


 『ダナン』ってどこナンダ?ということで、まずはどこにあるのかのお話です。ベトナムのほぼ真ん中に位置する都市です。港町として栄えてきましたが、ここ10年でホテルが建ち並ぶビーチリゾートとして発展してきました。人気の理由は、10kmに及ぶ白い砂浜を持つビーチ、その海岸沿いに建つプールやスパなどを備えたホテルやヴィラでリゾート気分を味わえるのはもちろんのこと、世界遺産へのアクセスがよいことも理由のひとつに挙げられます。ベトナムには8つの世界遺産がありますが、ダナンからはその内、三か所に行くことができ、世界遺産巡りの拠点にぴったりです。


***3つの世界遺産を簡単にご紹介しましょう。

◆古都ホイアン

国際交易都市として16世紀から発展したホイアン。トゥボン川沿いに400軒以上の木造建築が立ち並びます。古くは、日本との交易もあり「日本橋」と呼ばれ人々に親しまれている橋もあります。ホイアンの夜は、ランタンの美しく幻想的な光でいっぱいに。毎月、満月の夜にはランタンの灯りのみで町が照らし出される“ランタン祭り”が開催されています。

◆ミーソン聖域

70を超える煉瓦造りの塔が佇むミーソン聖域。千数百年の歴史を持つミーソン聖域は、6世紀から13世紀頃まで栄えたチャンパ王国のヒンドゥー教文化を今に伝える貴重な遺跡です。ベトナム戦争により、多くの遺跡が破壊されましたが、現在も発掘調査が続いているとのこと。新たな遺跡も発見されるかもしれませんね。

◆フエの建造物群

ベトナム最後の王朝国家グエン朝の都が築かれたフエに多数点在する華麗な王宮や皇帝廟、寺院が「フエの建造物群」として世界遺産となっています。建造物は、フランスや中国をはじめ、世界各地の様式を取り入れて建てられています。現在見られる建物は戦禍を免れたものや戦後に修復されたものです。華やかな王朝時代と、ミーソン聖域と同様に戦争についての歴史も感じられる場所です。(写真はフエ王宮の門)


 最後に『ダナン』にはどうやって行くンダ?ですが、成田空港からベトナム航空の直行便が毎日運航しています。ゆっくりとバカンス気分に浸れたり、アジアの異国情緒を感じたり、ベトナムの歴史にも触れたりと充実した旅行を楽しめる、世界遺産観光の拠点『ダナン』。この冬いかがでしょうか?

by A.Sugawara


***トラベル・リンクでも『ダナンへの旅』を取り扱っております。詳細につきましては、お気軽にお問い合わせください。

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