『櫻山神社例大祭』行なわる
盛岡城跡公園内の一角に位置する櫻山神社で、五月二十五日~二十七日に例大祭が行われています。初日は、武者装束の南部家第四十六代当主、南部利文公とともに、御神輿・武者行列が盛岡市内を練り歩きました。中日は神楽の奉納、最終日は御歌披露(全国より寄せられた和歌を披露)が行われます。
ちょうど神社を訪れたときに「早池峯嶽流石鳩岡神楽」の奉納が行なわれていました。
(以下石鳩岡神楽HPより)『昭和33年、南部利英公より、師匠嶽神楽と同じ舞技法式を伝授されておることを高く賞され師匠と同様の南部家の定紋である双鶴の紋章を幕類装束等一切に使用することを木杯下賜とともに許され、以来毎年南部家の祭神桜山神社の例大祭に招かれている』とのこと。
神楽の舞を見ながら、人から人へ伝授されて現代まで残る伝統芸能に、人伝いだけで受け継がれることへの関心と、長い長い歴史を感じるとともにその奥深さに興味をひかれたひと時を過ごしました。
また、本殿背後の巨大な烏帽子岩の存在感にも改めて圧倒されました。盛岡には不思議な岩がたくさんあり、石割桜や三ツ石神社の石などもそうですね。これらの不思議な岩をテーマに巡るのも楽しいかもしれません。
by A.Sugawara
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